行きたくてもなかなか機会の無かった御正体山、ツアーで縦走を見つけ参加することにした。天気予報は下り坂。お昼頃まではもつかな、と思っていたら登山口に着く前からポツポツ降り出し最初から雨具を着て歩く事となった。道坂トンネルから少し登り稜線に出る。
いきなりエンレイソウに出会えこの先も楽しみになったが雨に降られ続け写真を撮ること出来ず。すみれやクロモジの花などかわいかったのに。
一つ目のピーク岩下ノ丸には珍しい四等三角点があった。
二つ目のピーク牧ノ沢山を越え白井平分岐から急登を登れば御正体山の山頂。
ここから前ノ岳、中ノ岳と越え石割山分岐から山伏峠へ下山。雨に降られ続け写真を撮る気力無し。下山後は日帰りには珍しくお風呂付で藤野やまなみ温泉へ。
残雪の穂高の景色が見たくて霞沢岳西尾根を登ることにした。朝一番のあずさで松本へ、ガイドさんと合流し釜トンネル入り口へ向かう。トンネルは通行止めだが工事車両が時おり通り排気ガスと埃が舞いマスクを持って来ればよかったと後悔。
トンネルを抜けるとすぐに取り付きになる。
取り付きからテント場までかなりの急登である。今年は雪が溶けている所が多く笹薮をかき分けながらの登りとなった。
この日はとても暖かくテントの中も寒さを感じず初めてのテント泊には最高の気温だった。夕飯はガイドさんお手製の丼。朝ご飯はパンがいいという私の希望を聞いてくれてトーストにハムとスープという贅沢なものだった。
4時半頃出発。テントにシュラフやマットを置いて行くのでザックが軽く快適。この日も暖かく快晴。景色の美しさにたびたび足が止まってしまう。
西尾根はかなり急で山頂近くは岩場とリッジ。そこを超えなだらかな雪稜を進むと山頂に着く。
山頂からは360℃すばらしい景色が見える。お天気に恵まれ最高のテント泊だった。
以前笹子峠から京戸山~達沢山へ歩いたことがありその時登山口が一緒だった笹子雁ヶ腹摺山は秀麗富嶽十二景ということで今回はそこに登りに行くことにした。笹子峠の駐車場に車を停めたかったが手前でゲートが閉まっており矢立の杉の駐車場まで戻りそこから歩く事になった。
舗装路を笹子峠まで30分くらい登り登山口から急坂を上がる。
行は稜線の軽いアップダウンを繰り返し山頂を目指す。朝方冷え込んだせいか木々は霧氷だらけで気温が上がってくると雨のように氷が降ってきた。
山頂まではあっという間。だが、雲が多く富士山見えず。今まで10以上秀麗富嶽を登っているが富士山見えなかったのは初めて。
帰りは巻道を通り下山。
笹子峠からは舗装路ではなく沢沿いを矢立の杉まで下り大きな杉を見て杉良太郎の歌を聞いて帰った。
去年から楽しみにしていた上高地の中千丈沢アイスクライミングの予定だったが数日前の降雪で雪崩の危険ありとの事で場所替えになった。せっかくなので今シーズン最後のアイスで摩利支天大滝と阿弥陀岳北西陵に決めた。
J&Nで朝起きたらびっくり、雪が5㎝くらい積もっていて冬景色になっていた。
赤岳山荘の駐車場から南沢を登る。摩利支天大滝は左側から水が流れ落ちガイドさんが一番右側にルートを作ってくれた。
今回は氷の状況が悪くこのルート以外厳しそうだったので後続の人にルートを譲り滝の裏側を登ることになった。つるつるの垂直でひっかかりが無く後ろの氷を使って!というガイドさんの指導の元頑張る。
二日目は阿弥陀岳北西陵。暗い中樹林を上がるが降雪のせいか踏み跡が無く踏み抜きが続くと疲れるからという事で四足ハイハイで樹林帯をぬける。その後は急な雪稜をひたすら登り北西陵の岩壁取り付きへ。
ここから4ピッチ、4本目の最初と最後の岩が泣きたくなるくらい苦労した。最後の岩を乗り越ししばらく行くと稜線歩きになり御小屋尾根に合流し阿弥陀岳の山頂へ。今までで一番大変だったけれど私には行けないと思っていたので登れてよかった。
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